京都府舞鶴市にある工務店が遊休地を活用し、地域の暮らしの質向上に資するエリア作りを立案。プロジェクトメンバーとして立ち上げに携わりました。舞鶴にはゆったり緑を眺めながら過ごせるカフェがないとの声から、緑と木に囲まれた一軒家カフェ、KAN,MA Diningをオープン。カフェについては、当初テナント誘致を前提に検討していましたが、より主体的かつ継続的にカフェ運営に関わっていくため、カフェ運営も自社で行うことになりました。今では舞鶴で最もオシャレなカフェという認知も得て、多くのお客様にご愛用いただいています。
舞鶴を拠点に活動する布作家、mujuさんの活動を支援するため、補助金を活用したオリジナル商品開発を支援しました。商品のアイデア出しから、補助金の申請支援までをトータルでお手伝いし、オリジナルかごバッグをAtelier Oarで販売もしています。資金面のハードルが下がることにより作家の創作活動を促進させる一助となりました。
京都府宮津市で天然由来のアイテムを製作しているSAPOさんとの商品開発支援しました。こちらも補助金を活用することで幅広いアイテムの製作が可能に。KAN,MA Diningで使われたコーヒーの出涸らしを活用した石けん、オリジナルボディバター、アロマスプレーを開発しました。Atelier Oarにてワークショップも開催し、地域との繋がりが生まれたことも大きな収穫です。
子育て世代に認知されるようなイベントをご依頼いただき、イベントの企画立案、運営を支援しました。まずはヒアリングを重ね、課題を確認。どんな方でも参加しやすく、地域を好きになってもらうこと、その地域での暮らしをイメージできるイベントを目指し、『とうきょうご近所みちあそびプロジェクト“ みちあそび ”』を舞鶴で初開催しました。身近な道で遊ぶことを通して、大人も子どもも住みよい街を考えるきっかけを作る“ みちあそび ”。ご近所の顔見知りを増やす第一歩として、いつも以上にご近所づきあいが見えるイベントとなりました。
舞鶴学園は、舞鶴市にある児童養護施設で、様々な理由で親と暮らせない子どもたちが6つの家に分かれて暮らしています。私たちはともに活動をするKAN,MA Diningとともに、開業当初から舞鶴学園の子どもたちとの触れ合い、取り組みを続けています。
初年度はクリスマスディナーに子どもたちを招待。コロナ渦に見舞われた2年目はクリスマスケーキを各家に届けました。3年目は学園に伺い、一緒にケーキ作りワークショップを行い、4年目は子どもたちを一緒に写真展を企画、展示しました。
姫路にある圓修山妙行寺。かつては境内で子どもたちが遊び周り、近隣住民の憩いの場であったお寺は、今や墓守・葬祭関連に機能が限られ、檀家や地域との関係性も希薄になっています。飛地境内の建て替えを機に、今一度自分たちのあり方を見つめなおしたいとのご相談がありました。何度も話し合いと提案を重ね、プロジェクトメンバーの夢実現に向けた話し合いの場や、そこから生まれる新たな試みを続けています。